幼稚園の頃ですが、何度も同じ夢を見ました。
それは、その頃の友達と深い森に入って行く夢です。
自分達の背丈ぐらいの草をかき分けて、奥へ奥へ行くと、木が一本生えていて、その根本に大きな宝箱がありました。
その宝箱を開けると、なぜか声が出なくなってしまいます。
でも、何度もその場面を体験しているので、開けてはいけない事はわかっているのですが、
毎回、私が何かを言う前に宝箱を開けてしまい、いつも私は苦しくなって、目が覚めました。
その夢ばかりを見ていました。でも、急に見なくなりました。
診断をお願いします。
- 夢を見なくなったのは・・・
これは、当時のあなたが、父親、または、目上の異性に対して、
とても強く言いたいこと、表現したいこと、わかってもらいたいことがあるにもかかわらず、
恐れがあり、それがうまくできない状態を表していたように思います。
結果的には、あなたは、その葛藤を乗り越えることが出来たので、夢を見なくなったのでしょう。
子供から大人になる、肉体だけでなく精神的に変化してゆく過程で、
私たちは、いくつもの「見えない卵の殻」を破っていくものなのです。
つい最近、気持ち悪くて、少し恐い夢を見ました。
私は小さな箱を手に持っていました。その中からは、猫の鳴き声が聞こえてきます。
猫好きの私は箱を開けようとして、少し開けてみると、白い猫の足が見えました。
小さな足なので、子猫だと思い、箱を開けると、そこには猫の足しかなく、私に向かって、すりよってきました。しかも、足しかないのに、鳴き声はずっと聞こえてきます。
私は怖くて逃げようとするのですが、同じように猫の足もついてきました。
足だけが追いかけてくるという、気持ちの悪い夢でした。
起きてからもドキドキしてました。
- 猫はあなたの内面を表しています
これは、不思議な夢ですね。
猫は、他者の目に自分をさらすことにナーバスな生き物で、あなた自身の内面を示しています。
あなたの心の奥では、他人から自立、独立したいという思いがあるのですが、
それがこわいとか、やりにくいとか、気がひけるなどと思ってしまっているのです。
猫の足はそのシンボルではないかと思われます。
人間は、自分で生きているように見えて、まわりの人の願望に無意識に動かされていたりします。
そして、時々、そのことに気付いて自分の意志で動こうと思うのですが、
長いこと身についた行動パターンを変えることは、とても不安になってしまうものです。
しかし、独立、自立を目指すのであれば、勇気をもって少しずつチャレンジすることです。
焦る必要はありません。