実家に洪水が来ました。
水位はみるみるうちに上がり、家族で庭の大石を足がかりに、屋根に登りました。
水は透明で、水の下になった庭や家、町がきれいに見えます。
非難所に逃げることができた母と姉(実際はふたりとも亡くなっています。なぜか健在な父はでてこない)は、また別の場所に逃げる準備をしていました。
ナップザックに各自荷物を詰めていたのですが、姉が早く終わったので私を急かしてきます。
母はおろおろしており、私は全く意味のないものを詰めて困り、姉にどうしたらいいか相談しました。
洪水はおさまったのですが、突風がくるという情報が入ったところで目が覚めました。
とても気になる夢でした。
よろしくお願いします。
- 洪水は先祖のシンボル
大水は、先祖のシンボルです。
だからこそ、亡くなっている母と姉が出てきたのだと思います。
この種の夢は不思議なことに、親類や先祖の命日が近づいていたり、墓所の変更や改築などが必要な時に見ることが多いようです。
霊の存在は、今だに論議が続いているテーマですが、ひょっとすると私たちの遺伝子の中には、
そういった先祖の心のかけらのようなものが眠っていて、さまざまなタイミングで夢の中に表れているのかもしれませんね。
ちなみに私は以前、ある先祖の命日を忘れていて、その日に亡くなった人々が大勢現れて、大水の中をジャバジャバ泳いでいる夢を見たことがあります。
この時以前、無宗教だった私も、先祖の命日にはその人のことを思いながら手を合わせる習慣を持つようになりました。
小学生時代のある一日のようです。(私も周りの同級生も小学生という設定でした)
私たちは学校内の大掃除をしていました。
掃除が終わり、ホームルームのため全員が席についているのに、私だけ水飲み場へ水を飲みに行きました。
蛇口に口を近づけて水を飲むと、それはザラザラした洗剤がたっぷり入った水だったのです。
ぎゃーぎゃー悲鳴をあげて教室に戻ると、いつの間にか高校時代(高校の同級生達)に変わっていて、
自分もいつの間にか高校生になってました。
これはどういう意味があるのでしょうか?
- 大人になってしまった自分を悔やんでいる…
この夢は、心のどこかで大人になってしまっていることを悔やんだあなたが、すべてを洗い流して学生時代に戻りたいと思っていることから見た夢です。
学校は、あなたを取り巻く社会環境を表してい、そこを大掃除するところからはじまり、ついには洗剤をのみこんで、
自分の内面まできれいにしたいと思っている潜在願望があるのです。
ひょっとすると今のあなたは、自分のまわりだけでなく、自己の身体にも強い不満と不安をもっているのではないでしょうか。
近年、ダイエットや整形ブームでこのような夢を見る人が急増しているのですが、これは結してよい傾向ではないと思います。
まず、今のあなたの身体は、最もあなたを守ってくれている存在です。
お風呂に入った時に、よく全身をマッサージして、自分の身体にありがとうといってあげることも大切ですよ。